ポケモンバンクからポケモンホームに送れる期間も残り少なくなってきました。最後だし過去作の限定リボン(証)集めて、最新作に送りたいと考えている人は結構いるのではないでしょうか。
どうせならGBA(ゲームボーイアドバンス)の英語やフランス語で捕まえたいな…と思ってフリマで他言語版を買ったらニセモノ(海賊版)だった経験はありませんか。私は昔ありました。
そこで今回は、フリマサイトに溢れ返る海賊版(パチモン)と正規品(ホンモン)のポケモンGBAとDSのソフトの見分け方を簡単に解説します。
正規品(ホンモノ)は規格が統一されている
日本語版、英語版、フランス語版を見比べる
製造時期によってパーツが少し異なる正規品
海賊版(ニセモノ)の見分け方
海賊版は色合い、フォント、プリント基板などの仕様が正規品と所々違います。
見分けるポイントを知っていれば簡単に判別できます。
GBAの場合:プリント基板などで判別
GBAのゲームソフトは、シールやシェルの色で簡単に判別できます。
正規品の仕様は、日本語版や英語版、フランス語版であっても全て共通です。
↓実際に英語版の正規品(ホンモノ)と海賊版(ニセモノ)を比べるとわかりやすいです。
比較するとよく分かりますが、海賊版のほうがシェルの色合いが明るめ(薄い)です。
また、裏面を見ると海賊版のプリント基板が正規品と違うことがハッキリと分かります。
RSEのプリント基板の比較
実際に正規品と海賊版のエメラルドを分解して比較するとよく分かります。
プリント基板のレイアウト、TP(テストポイント)の位置、コイン電池の有無、接続端子などが正規版と海賊版とでは全く別物です。
繰り返しになりますが、正規品の仕様は言語を問わず全て共通です。
正規品と仕様が異なる場合は100%海賊版(ニセモノ)です。
FRLGのプリント基板について
時計機能がないFRLGは、RSEとは違うプリント基板が使われています。
※GBAのプリント基板は数種類存在します(例:GB同様にセーブデータ保持のために電池が付いたものなど)が、ポケモンのソフトの解説なので、ここでは割愛します。
実際に分解して見比べてみると、正規品であれば日本語版と同じプリント基板が使われているはずですが、海賊版には違うプリント基板が使われていることがわかります。
具体的にはプリント基板のレイアウト、TP(テストポイント)の位置などが異なります。
DSの場合:フォント、シェルなどで判別
DSのゲームソフトは、使われている文字(フォント)やシェルなどの色で判別できます。
実際に英語版の正規品と海賊版を比較すると、フォントや印刷の色合いなど作りが違うことがわかります。
文字(フォント)の特徴について
正規品は数字や文字が太字で印字されていますが、海賊版は細字で印字されています。
DSソフトの裏面、フォントは日本語版でも英語版でもほとんど共通です。日本語版ソフトの裏面と比較することでも、海賊版ソフトを見分けることができます。
HGSSなどのシェルについて
HGSSやBWなどのゲームのカートリッジには半透明なシェルが使われています。
↓正規品であれば、写真のようにライトを照らすと透けるので、簡単に判別することができます。
繰り返しになりますが、シェルの仕様は万国共通です。
例えば、購入した英語版のHGSSのシェルの色がグレーだったり、ライトを照らしても透けなかったら…100%海賊版(パチモン)です。
未開封・シュリンク付きの場合:判別困難
シュリンク付き未開封品は、パッケージのホイル・ラメ加工、印刷の濃さなどの違いで見分けることができますが、精巧にできたニセモノは判別難しい。
↓わかりやすいものならパッケージのラメ加工(キラキラ)で判別できます。
↓他にも正規品と海賊版ではレーティング表記・記載が異なります。
特に北米版プラチナの未開封品・シュリンク付きは精巧にできたニセモノが出回っています。未開封品は買わないように。
他言語版ソフトを購入するときの注意点
怪しいサイトで購入しない
日本語が不自然なサイトや見慣れないドメインが使われているサイト、極端に価格が安い、本日限りの値引き、数量限定など購入を急がせる表記があるサイトなどは、詐欺目的のサイトが多い。
詐欺サイトはトラブルになった際に返金などのリカバリーが難しいので、怪しいところでは購入しないようにしましょう。
購入は、日本国内に展開する大手通販サイト・フリマサイト、日本語が通じるところで購入することをおすすめします。
出品物の写真・画像をよく確認する
海賊版(ニセモノ)のポケモンのGBAやDSソフトの特徴は非常にわかりやすいので「写真・画像」で判別することができます。
出品ページの写真・画像が不足している場合は、出品者に頼んで写真を追加してもらいましょう。
例えば「カセットの裏面の写真を追加してほしい!」「プリント基板を見せてほしい!」「ソフトをライトで透かしてほしい」など、下の画像のように判別ができる状態にしてもらいましょう!
また購入する前に「他の出品ページの写真・画像を使いまわしていないか」「出品者や販売者に問題がないか」を必ず確認するようにしましょう。
出品ページが正規品(ホンモノ)の写真だったが、実際に届いた商品は海賊版(ニセモノ)だったというケースがあります。
実際に私も昔経験しました。もしもニセモノ・海賊版が届いた場合は「ニセモノ(海賊版)を購入してしまったときの対処法」を参考にしてください。
開封動画を残しておく
購入した商品を開封するときに動画を撮影しましょう。
万が一届いた商品が海賊版だった場合などトラブルが起こった時に開封動画が証拠のひとつになります。
やり取りを記録しておく:おすすめは【スクショ】!
【購入した商品ページ(出品ページ)】【取引でのやり取り】を記録しましょう。
記録は【スクリーンショット(スクショ)】で保存しておくことをおすすめします。
ニセモノ(海賊版)を購入してしまったときの対処法
ニセモノ、海賊版、模造品、非正規品などを購入してしまったときは、多くの場合は【取引相手に連絡する】【運営会社(フリマ、通販)に連絡する】で解決します。
詳しくは別記事にて紹介・解説しているので、そちらをご参照ください。
まとめ:ニセモノは買わない・売らない
ひとりでも多く海賊版を買わずに済めば幸いです。
海賊版と知っていて売ったら後々めんどくさいことになりますよ。最大10n(ry。
【海賊版】は必ず粉砕して【ごみ】として捨ててください。
・ディスクタイプは【可燃ごみ(燃えるごみ)】
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、ご参考まで。
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