【体験談】バイト先が雇用契約書を渡してくれないので辞めた話
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経験/学び

【体験談】バイト先が雇用契約書を渡してくれないので辞めた話

令和の時代、雇用契約書や労働条件通知書に関するトラブルは意外と存在します。
今回は、雇用契約書を渡してくれないアルバイト先で働いた実体験を紹介します。

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そもそも「雇用契約書」とは?

「雇用契約書」とは、会社と労働者の間で労働条件を確認するための書類です。

ざっくり説明すると、業務内容、契約期間、勤務時間、賃金、休日、福利厚生などが記載されています。
「聞いていた条件と違う」「言った言わなかった」といったトラブルを防ぐ役割があります。

アルバイトやパート、正社員を問わず、多くの方が入社時に似たような書類へ署名した経験があると思います。

なお、法律上は「雇用契約書」の交付義務はありません。
一方で、会社には労働条件を明示する義務があり、「労働条件通知書」の交付が必要です。

そのため実際には、「労働条件通知書」と「雇用契約書」を兼ねた書類を使用している企業も少なくありません。

なぜ応募したのか

いまの職場は自宅から遠い…
自宅から近いところで働きたい!!

そう考えた私は、自宅から近くて自分でもできそうなバイトに応募しました。
倉庫業務を担うA社で面接を受けたところ、倉庫経験者ということで、採用されました。

初日はこんな感じでした

初日に、新しい人の受入や実際の業務を担当する社員Sさん(仮名)から入社に関する説明を受けました。

その際に「雇用契約書」を2枚、渡されました。
内容を確認、求人情報通りだったので、そのまま署名しました。

社員S「雇用契約書の控えは後日交付しますね。」
私「ありがとうございます。承知しました。」

初日は現場見学、実際の作業の説明、入社手続きを済ませて、そのまま帰宅しました。

雇用契約書をくれない

就業して2週間が経過しましたが、一向に「雇用契約書」が渡される様子がありません。
そこで、帰りに社員Sさんに確認しました。

確認した時の反応

私「お疲れ様です。いまよろしいですか。」
社員S「お疲れ様です。どうしましたか?」

私「雇用契約書なのですが、後日交付すると伺っていましたが、その後どうなりましたか?」

社員S「渡しました!!!」

私「???」

私「…確認なのですが、初日に雇用契約書2枚に、名前を書いた覚えがあります。内1枚が控えですよね?」

社員S「渡しました。間違いなく、渡しています。」
社員S「どうしても必要と言うなら再発行しますよ。まぁ本当はダメなんですけどね~」

私「わかりました。一旦、自宅を探してみます。ありがとうございました。」

法律で定められた「労働条件通知書」は貰っていないし、雇用契約書がその代わりと思っていた。
もしかしたら、私の勘違いの可能性もあったので、後日改めて確認することにしました。

数分後、着信アリ

帰宅後、会社から着信があり、かけ直した。

社員Sさんからだった。
どうやら「雇用契約書」を渡しそびれていたらしい。

私「ご連絡ありがとうございます。雇用契約書の件、承知しました。明日、必ず受け取りに伺います。」
社員S「あっ、うん。よろしくね。」

私「ありがとうございました。失礼します。」
社員S「お疲れ様~」

後日、雇用契約書を交付されるが…

朝会ったとき

社員Sさん「KEISEIさん、昨日言っていた雇用契約書、今日渡しますね。」
私「ありがとうございます。昼に受け取りに行きますね。」

午前の作業中

午前の作業中に入庫ミスが発生しました。
その際に私が「たぶん、自分が…」と言うと、

社員S「たぶん、だろう、で仕事をしないでください!責任の所在がわからなくなります!!二度と使わないでください!!!」

私「すいm(被せるように社員Sさんは言う)」
社員S「これが手書きでやっていたらもっと大変でした。デジタルだからすぐリカバリーできたんです。」

昼間

その後、昼間に受け取りに事務所に向かう。

私「お疲れ様です。雇用契約書を受け取りに来たのですが…」

社員Sさん、机に書類(雇用契約書)を滑らせて、私に渡す。

私「(えぇ!?そこは、手渡しじゃないの!?)」
社員S「… …」

さすがに見間違いではない。
書類をこちらに向けて、滑らせてきた。
普通に渡せばいいのに、と思いつつ書類を確認した。

私「確認しまs(被せるように社員Sさんは言う)」
社員S「まだなにか?」

私「あっいえ、ありがとうございました。」

そのまま昼休憩を取り、午後の作業をこなし、帰宅しました。

午前中に作業にミスがあったことは事実。
怒るのは自然な感情です。
ただ、既にリカバリー済み。

その後、普通に手渡ししたら良いだけなのに、なぜ書類を滑らせて渡したのか。
また、このときも「勘違いで、渡しそびれていた。申し訳なかった。」といった謝罪の言葉がありませんでした。

数日後、防災面で不安を感じた

消火栓の前に荷物やパレットが置かれていたので、社員Sさんに尋ねたところ。

私「消火栓の前に荷物やパレットが置かれているのですが…」
社員S「何か問題でも?」
私「他の場所に移動してもいいですか?」
社員S「お好きにどうぞ」

専門家ではありませんが、消火栓の前に荷物やパレットが置かれている状態は、防災面に不安を感じました。
また、雇用契約書の件以降、社員Sさんとのやり取りに、どこかぎこちなさを感じるようになりました。

退職を決めた理由

理由はいくつかあります。

  • 雇用契約書の扱い
  • 言動に一貫性がない
  • 他人への指摘が威圧的だった
  • 消火栓の前に荷物やパレットが置かれていた
  • 働く人への配慮が不足していると感じた

働こうと思って入社しましたが、ここで働き続けることは自分にとってプラスにならないと感じました。
そのため退職し、他の職場で働くことを決めました。

退職する際に用意したもの

これは「ヤバいな」と思い、退職届に加えて以下のものを用意しました。

  • スマホ&通話録音
  • ボイスレコーダー

※録音機能&機器は「言った言わなかった」防止のために実際に使用しました。

会社に求めたもの

会社には、「出勤簿」の提出を求めました。

求めた理由は、退職後にもらえる「離職票」や「給料明細」といった書類と実際に働いた日数・時間に不一致がある可能性があったからです。

相手は確認もせずに書類をぞんざいに扱っているのではないか、正直不安を覚えました。
だからこそ、「出勤簿」の提出を求めました。

結末:目を合わせてくれない

メールで退職の意思を伝えた。

後日、退職届を出しに会社を訪れた。
私は社員Sの顔をしっかりみていた。

退職届を社員Sに手渡しした。
社員Sは一切、目を合わせず、身体もこちらを向いていない。

退職届を受け取った社員Sは、業務用プリンターの前に向かった。
そのまま立ち止まり、しばらく退職届を見ていた。
それを見ていた事務員のお姉さんが苦笑いをしているようにみえた。

去り際に私は「短い間でしたが、ありがとうございました!」と伝えて退社した。
一礼して背を向けたとき、小さな声で「おつかれまでした」とかすかに聞こえた。社員Sの声だった。

扉を静かに開け、静かに閉めて外に出た。

私は、きっと、さっきまで「ギャグマンガ」の世界にでも迷い込んでたんだ…
…と思いたいところですが、現実です。

正直なところ「社会人としてそれはどうなんだろう」と感じました。

まとめ

実際に約1か月働いてみた感想

この会社で約1か月働きました。
慣れるまでが大変ですが、作業は難しくありませんでした。

ただ、重要書類の扱い、安全管理、そして働く人への接し方に不安を感じました。
ここで長く働くことは難しいと判断し、退職しました。
現在は別の職場で働いています。

同じ状況の人へのアドバイス

もしも、雇用契約書や労働条件通知書が手元にない場合は、まず会社に確認することをおすすめします。

単純な渡し忘れで済むこともありますが、話が噛み合わない場合や不安を感じる場合は、メール・ボイレコなど記録が残る方法でやり取りを行い、必要に応じて労働基準監督署などに相談することを推奨します。

実際に私の場合は、まずトラブル防止を優先し、メールや録音などの「痕跡・証拠」集めに注力しました。
その後、労基には事実関係の報告・通報のみ行いました。どう判断するかは行政の専門家にお任せします。

同じようなことで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
以上、ご参考まで!

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