インテル公式が13世代・14世代CPUの不具合の原因を特定。修正パッチを8月中旬にリリース予定。
インテルの13世代・14世代CPUが「クラッシュする」「動作が不安定になる」問題が発生していましたが、ようやく解決に向かうようです。
原因：マイクロコードの不具合
インテルが返品された13世代・14世代デスクトップ プロセッサ（CPU）を分析した結果、一部デスクトップPC向けのプロセッサ（CPU）において、マイクロコードのアルゴリズムがプロセッサに誤った電圧要求を送信することが原因で、動作電圧が上昇しパソコンの動作が不安定になることを明らかにした。
簡単にいうと今回の13世代・14世代CPUの不具合は、インテルのマイクロコードが原因だったということです。
またインテルは今後、マイクロコードの修正パッチをリリースすることを告知しました。
参考：2024 年 7 月の Intel Core 第 13 世代および第 14 世代デスクトップ プロセッサの不安定性レポートの更新（インテルコミュニティ・製品サポートフォーラム）
URL：https://community.intel.com/t5/Processors/July-2024-Update-on-Instability-Reports-on-Intel-Core-13th-and/m-p/1617113
URL：https://community.intel.com/t5/Processors/July-2024-Update-on-Instability-Reports-on-Intel-Core-13th-and/m-p/1617113
修正パッチの配布時期：8月中旬
インテルは不具合の原因となった「マイクロコードの修正パッチ」のリリースを告知。リリース時期は8月中旬を予定。
また同世代で不安定な問題が発生しているユーザーには、引き続きインテル カスタマー サポートに連絡して支援を受けるようにアナウンスをした。
気になる点：ノートパソコンへの影響はない
今回の声明ではノートパソコンについては言及されていません。
過去のインテルの声明で、同世代CPU搭載のノートパソコンで発生していた不具合について、インテルは「ノートパソコンなどモバイル端末の不具合はデスクトップPCとは異なる」と述べていたことから、ノートパソコンと今回の不具合は別問題というスタンスは変わらないようです。
リーク情報をはじめ様々な憶測も出ていますが、個人的には今回の不具合が修正パッチで解決することを願うばかりです。
ただ既に劣化している場合は難しそうですけどね。
以上、ご参考まで。
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